「よこはま・たそがれ」などで知られる作詞家で直木賞作家の山口洋子(やまぐち・ようこ)さんが6日午前1時6分、呼吸不全のため東京都内の病院で死去していたことが15日分かった。77歳。葬儀・告別式は近親者で行った。
名古屋市出身。京都で育ち、経済的に恵まれず京都女子高校を1年で中退。昭和30年に東映第4期ニューフェースとしてデビューした。だが映画では芽が出ず、32年に東京・銀座にクラブ「姫」を開店しマダムとなった。
小さいころから書くことが好きで、46年には作曲家の平尾昌晃さんとのコンビで歌手、五木ひろしさんの「よこはま・たそがれ」の詞を書き、頭角を現した。その後も、五木さんの「夜空」、中条きよしさんの「うそ」などヒット曲を送り出した。
作家、エッセイストとしても活躍した。58年には小説「貢ぐ女」が直木賞候補になり、60年に3度目の候補作「演歌の虫」と「老梅」で念願の受賞を果たした。作家、プロ野球選手、芸能界と多彩だったクラブの客との交流が、創作の肥やしだった。
ほかの作詞に「噂の女」(内山田洋とクールファイブ)や「アメリカ橋」(山川豊さん)などがあり、小説には吉川英治文学新人賞を受賞した「プライベート・ライブ」などがある。
Source : http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140915/ent14091521490003-n1.htm