【聴きたい!】クラシック名盤 ベッリーニ:アリア「清らかな女神よ」~歌劇「ノルマ」から~
心にしみる麗しの旋律美
19世紀前半に活躍したシチリア出身のオペラ作曲家、ベッリーニの作品は美しく親しみやすい旋律に満ちている。"ピアノの詩人"ショパンも彼の音楽から大きな影響を受けた。
代表作「ノルマ」で、古代ドルイド教の巫女(みこ)、ノルマが第1幕で歌うカバティーナ「清らかな女神よ」は、その典型。儀式の中で、月の女神に「人々の高ぶる心を、あなたの銀色の光で鎮めてください」と祈るこの名アリアは、とびきり麗しく、ひたひたと心にしみこんでくる。
ただ、この曲はソプラノのアリアの中でも極めて難度の高いものとして知られ、この役を得意にしたマリア・カラスも「すべてのアリアで随一の難しさ」と語っている。
そのカラスの名唱で(「マリア・カラス/ピュア」WPCS-12849)。(モーストリー・クラシック編集部 寺田俊也)
ワーナー、2160円
Source : http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140919/ent14091914000016-n1.htm