「流線形の音楽を奏でたい」オーボエの渡辺克也がCDとリサイタル

Diposkan oleh blogekiyai on Wednesday, 6 August 2014

 ベルリン在住のオーボエ奏者、渡辺克也がドイツとフランスの名作を集めたCD「ロマンス」(キング・インターナショナル)を発売し、8日に渋谷区文化総合センター大和田(東京都渋谷区)でリサイタルを開催する。繊細な筆致に濃密な歌心を含ませた音符の一つ一つを鮮やかな技巧ですくい取り、詩情豊かな世界を映し出していく。

 渡辺は東京芸術大学在学中に新日本フィルハーモニー交響楽団に入団するなど早くから注目を集めた。平成3年にドイツへ渡り、ブッパータール交響楽団、カールスルーエ州立歌劇場管弦楽団、ヨーロッパを代表する歌劇場のベルリン・ドイツ・オペラで首席奏者を歴任し、辛口で知られる現地紙も高い評価を与えた。名手がそろうソリスツ・ヨーロピアンズ・ルクセンブルクの首席奏者として活躍するほか、クリスティアン・ティーレマンら世界的指揮者からの信望も厚く、ベルリンを拠点に活発な演奏活動を展開している。

 「テンポの対比や彩りの移ろい、感情の起伏などをどこにも切れ目がない一本の線でつなぎ、作品に描かれた世界全体を一つの流れるような時間の中で示すことができればと考えています。大指揮者のフルトベングラーは小さな変化を演奏の中に潜ませ、音楽の動きとともに私たちの心も動かし、全く違った世界へと引き込んでいきます。往年の巨匠は、なめらかにつながった流線形の音楽を奏でています」

Source : http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140805/ent14080517160006-n1.htm