竹本住大夫が引退公演で会見 「見切りつけるの、辛いでっせ」

Diposkan oleh blogekiyai on Sunday, 11 May 2014

 5月東京公演での引退を発表している人形浄瑠璃文楽の太夫(たゆう)(浄瑠璃語り)の人間国宝、竹本住大夫(すみたゆう)(89)が9日、初日を前に都内で会見した。住大夫は「家族にもファンにも指導者にも恵まれ、何の後悔もない」と笑顔を見せたが、68年間芸一筋に生きた太夫として「見切りつけるの、辛いでっせ」と悔しさもにじませた。

 会見にはスーツ姿で臨んだ。引退の決意を「一昨年、脳梗塞(こうそく)で82日間入院し、何とか舞台復帰したが、私としては不本意な舞台で、今年2月の東京公演で『見切りをつけなければお客さんに申し訳ない』と思った」と振り返った。

 4月の大阪・国立文楽劇場での引退公演は大入り。「毎日満員で拍手が鳴り止まず、こちらが感動した」とファンへの感謝を述べたが、自身の舞台については「歯がゆかった。病気と体力の衰えを、長年の修業でカバーできないようになった。脳梗塞になったのは残念。(大阪市の補助金問題で揺れていた)あの時分は、ストレスがたまったと思う」と無念さも漏らした。

Source : http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/140511/ent14051114100011-n1.htm